オーダースーツ専門店 “Peperoncino-SARTO"

調味料とオーダーと

「お前あいかわらず香辛料とか好きやなぁ」

一味と山椒を自分の取り皿に盛って、焼き鳥をちょんちょんとつっついてる時にこう言われました。
彼は高校以来の友人です。

確かに私は食事の時に必ずと言っていいほど、追加の調味料を用います。


外食時のテーブル上にある香辛料や薬味はもちろん、自宅でカップラーメンなどを食べる時も必ず何か入れてます。
はい、自宅に調味料、種類めちゃめちゃあります(笑)





お店で出てくる料理にせよメーカーが作っている食品にせよ、作り手が「これがベスト!」と考えたものが世に出ているわけです。美味しくないものが(基本的には)存在するはずがありません。
だからきっとそのまま食べても十分に美味しいはずです。



でも・・・

そのままで十分なのかもしれませんが、そこに少しだけなにかアレンジを加えたくなる。
その方が“より自分にとってのベスト”に近づけることができるはず・・・。
何かそういった感覚があるんだろうなと自己分析します。





ああ、これってオーダースーツとおんなじやん・・・。

この時そんな風に思った次第。







既成のスーツは非常によく作られています。
「少しでも多くの人の体型に」「万人が着て似合うように」という思想のもと、限りない研究と研鑽を重ねてきた歴史を振り返るとその完成度の高さには脱帽させられます。本当に素晴らしい技術とクォリティです。


だがしかし(笑)



それが“一個人としてのベスト”かというと、必ずしもそうとは言い切れません。

これはまさに、料理に調味料を加えることと同じだなぁと。







私がよくお客様にお伝えするのは、

「標準に近いのであれば既製服で十分なことが多いです。自分に見合った服が上手く見つかるなら、既製服の方がメリットが大きいです」

「標準から外れている人ほどオーダーで得られるメリットは大きいです。既製服ではカバーしきれない部分にアレンジを加えることで、その違いがより明白になりますから」

といった内容のことです(ここでいう“標準”とは「体型」と「好み」の両方を意味します)。





ここでのポイントは2つ。

1つは「上手く見つかるなら」ということ。もう1つは「標準から外れている」かどうかを、どのように判断するのかということ。

好みにせよ体型にせよ。
今の時代、自分に合った商品を見つけようと思えばいくらでも見つけることができる便利な世の中になりました。


ただ、「上手く自分に合ったものを」上手に見つけられるのであれば良いのですが、中にはそういうことが得意でない方もいらっしゃいます。

また体型においては、自分に合っているかどうかをきちんと見分けられるのかどうかは非常に難しい問題です。自身の体型のクセとパターン(型紙)とが一致しているのかどうかが鍵となるので、かなり専門的な知識が必要となってきます。


ああそうか、そのために俺がいてるんやな。
まだまだAIに取って代わられるにはもうちょい時間が掛かるかも?やな。

そんな風なことも考えました(笑)







ちなみに夕食を共にした友人ですが、当店でのジャケパンスタイルが会社の女子社員に評判らしく、それに味をしめてリピーターとなってくれています(笑)


そんな彼が久しぶりに既成品のジャケットを着たところ肩周りにとても違和感があり、その事実に驚いたそうです。

そうなんです、彼は極度のいかり肩でしかも前肩。


「お前のとこで作ったジャケットとあんなにも違うねんな」



本人は標準体型から外れているという意識も希薄で、オーダーによる効果を実感してもらえたという、非常に模範的なモデルケースの好例と言えます(笑)







今回、友人との食事の際の出来事をブログにまとめてみたわけですが・・・。

さてこの話、真実か否か!?ダウト?(笑)









ブログの締めくくりとしてふざけたままではなんですので、最後にきちんと纏めて終わりたいと思います。







あなたの人生にスパイスを。
Peperoncino-Sarto







オーダーにご興味を持たれた方はぜひご一報いただけましたら。