オーダースーツ専門店 "SARTO"

スーツの『・・・』

えー皆様の予想を裏切るスーツに関しての第4弾です、叙述トリックということで一つよろしくお願いします(笑)
叙述トリックとは? >>

さて今回はスーツのオーダーをする際の生地の選び方について。

基本は“気に入った生地を見つける”というだけの話ですが、そこはやはり生地にも性質やら品質に違いがあります。

そんなとき参考になるのが、次に説明する各種表示です。

スーパー(Super)表示
ウェイト表示(目付け)
素材
織り方・紡ぎ方

以下、簡単にご説明してまいりましょう。

  • スーパー表示
  • 生地やスーツを語るとき、一度は目にするであろうこの“スーパー表示”。

    ウール生地にはスーパー100、スーパー140など10単位刻みで表示がされています。この「スーパー」の後の数字が大きければ大きい程、細い毛で織られているということになります。

    細ければ細い程上質な生地と言えますが、その分耐久性に乏しくなり、ヘビーユースには向かないばかりか、シワになり易く繊細なため、お手入れにも気を配らなければいけません。もちろん高価にもなりますしね。

    これはやはり、目的や用途に応じた品質を選ぶことが大切です。

  • ウェイト表示
  • ウェイト表示とは、生地1mあたりの重量のことです。これはスーパー表示と併せることで、どういったタイプの生地なのかを知る手がかりとなります。

    一般的には軽いほど目が粗い生地となるので涼しい生地、重たいほど目の詰まった暖かい生地ということになります。

    ただしこれは繊維の細さ(スーパー表示)にもよりますし、何よりも混紡などの素材による違いもありますので、あくまで目安の一つということで。

  • 素材
  • スーツとして最も良く用いられる素材がウール(羊毛)です。
    一般的に、ウール100%を基本としてそこからポリエステルが多いほど安価なもの、と言えます。

    ちなみに、ポリエステルは復元力が弱いのでシワになりやすく、またそのシワが取れにくいという特性があります。
    ウール100%なら、霧吹きで湿らせて一晩ハンガーに吊るしておけば大抵のシワが取れますが、ポリエステル混はなかなかそういう訳にはいきません。

    季節モノの素材としては、夏ならリネンやモヘア、冬ならカシミアなどと、ウールを混紡したものもあります。
    また冬暖かく、夏に涼しいというシルク(絹)なども含め、単なる「暖かい・涼しい」だけでなく、それぞれの素材独特の見た目や肌触りにも違いが生まれます。

    これらの素材はウールより高価なため、生地の値段としてはウール100%よりも高くなるのが一般的です。

    またコットン100%やリネン100%など、いわゆる「仕事着」としてのスーツとは少し違ったニュアンスとなる素材、また“防水加工”や赤外線を反射して体感温度を下げる“クールエフェクト素材”、“シワになりにくい(強撚糸含む)”など、機能性を獲得した素材なんかもあります。

  • 織り方・紡ぎ方
  • 織り方には大きく分けて「平織り」「綾織り」の2種類があり、またウールであれば繊維の長さにより梳毛と紡毛に分かれます。また前出の強撚糸など、糸に紡ぐ際の撚り方などにも違いがあります。

    これらについて詳しく知りたいという方は、ぜひ当店までお越し下さい(笑)

ここまで見ていただければ分かるように、よーするにあれこれとキリがありません(笑)

この上さらに、色や柄も選ばねば!です(^^)

もちろん全てを把握した上で生地を選べるのなら、それに越したことはありませんが、これらはあくまで選択の際の予備知識です。

私が思うに、何よりも優先すべきは(日本で着る場合)その生地の温度特性かなという気がします。
なので、

・求める「暖かさ・涼しさ」
・着用する状況や目的
・好きな色・柄、
・生地のニュアンス

といった内容を、順番に少しずつ絞っていくのが良いんでなかろうかと、カヨウに思う次第です。

オーダーの一番の醍醐味ともいえる、この生地選び。
さらにはデザインやディテール、なんならボタンや裏地までも。それぞれを選ぶのってホントに楽しいんです!
一度作ると病みつきになること請け合い!(^^)

というわけで、以上スーツオーダーの際の生地選びの基準、極々簡単にご説明致しました。

もし興味を持たれたのでしたら、お気軽にご質問くだされば、何でもお答え致します!!

オーダースーツの楽しみ、あなたもぜひ。

アナタの人生にスパイスを。
Peperoncino

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