オーダースーツ専門店 "SARTO"

おしゃれのツボについて考える(色を拾う)

さてさて今回は『色を拾う』について。
といっても、そんなに大層なモンでもありません(笑)

まぁ読んで字の如く、“どこかに同じような色を見つけて組み合わせる”ということです。
では以下で具体的に。

(クリッックで画像拡大)
green-jacket

例えばこのジャケットをメインにするとします。ではその他のアイテムはどういったモノが合わせ易いのかと。
ジャケットの生地を見ると、青緑ベースに紺・黄・赤の格子柄。これだけで既に4色ですが(笑)、全体の雰囲気としては“青緑”ですね。
前回までの話では、本来これに合わせるなら
1、類似色
2、赤(補色)
3、赤みの橙・赤紫など(類似色相)

となりますね。
ではこの写真を。

green_blue

いかがですか?しっくりきます。緑に対して“紺・青”が何やらスッキリと収まっています。

“青緑”と“紺”は色相環でいうと3つ隣、角度でいうとちょうど90°です。>>色相環について

「話が違うやないか!」というわけです(笑)

 

これにはもちろん全体として「暗めの(落ち着いた)トーン」であることも大きく関わっているのですが、この紺色がいわゆる『色を拾う』ということになります。
格子柄に大きめに紺色が用いられているので、そこに紺色が加わっても違和感がないどころか、むしろ非常に相性がいいという訳です。

次にこれにパンツを合わせてみます。

brown_pants

“青緑”の類似色相である“赤みの橙”に黒を混ぜた、“茶色”を合わせました。

 

vaiolet_pants

こちらも類似色相の、“赤紫”を。

 

green_pants

こちらは同系色の、“緑”です。

 

blue_pans

最後にインナーと同系色の、“紺”を。

 

こうして並べてみるとこれは「善し悪し」ではなく、それぞれに雰囲気が違うコトがよく分かりますね。
皆様がそれぞれお持ちの“個性”にはどれがお似合いになるか、あるいは“どういう雰囲気を身に纏いたいか”によって何を選ぶか、そういうことでしょうか。

 

とまあいろいろとご紹介しましたが、要するに『色を拾う』ことで自然と色数も抑えられる、というわけです。

これに靴・靴下・帽子・マフラーや手袋などが加わるコトなりますが、それらも『色を拾う』を意識すれば自然と決めていけるのではと思います。

 

 

意識さえすれば、意外と取り入れ易いこのテクニック。お手持ちの服で、すぐにでも実践可能だと思います。

また、少し派手目の柄物などを買う時は、「(お手持ちの服で)拾い易い色」があれば俄然使い回しが効くと思います。

ただもちろんですが、おしゃれに正解などありませんので「様々な組み合わせを試してみる」ことが大切であり、楽しみでもあると思います。

そうすることで、きっと服装選びが少し楽しくなることだと思います。

 

 

いかがだったでしょうか?今回の「色を拾う」。
それでは次回は『差し色』についてご紹介します。

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